マスターミラー(搾油技術者)講座やマスターグロワー(栽培技術者)講座、オリーブオイルブレンダー®講座は、オリーブオイルを生産するオリーブ生産者及び将来搾油を予定している生産者に最適な講座です。また、品質風味の評価を行うオリーブオイルソムリエ®にとっても必須の講座です。
同様の講座は、これまでアメリカ・カリフォルニア大学デービス校(UC DAVIS)オリーブセンターやオーストラリアなどで「Master Miller Course」等として毎年開講されてきましたが、今回は、このUCデービス校開講と同様の講師を海外から招聘し、日本国内で、日本語での開講が実現しました。(一部日本人講師だけの講義による講座もあります。)
マスターミラー講座では、全2日間のプログラムを通して、オリーブオイルを搾油する際に問題となる品質管理上の重要なポイントを講義でしっかり学習したあと、日本に数多く導入されているTEM社のOlioMio型小型搾油機で実際に搾油を行いながら、機械の操作やメンテナンスの方法まで総合的に学習していただけます。
マスターグロワー講座では、全2日間のプログラムを通して、オリーブ植栽して栽培生産するための基本的な技術を講義します。日本での環境や気候風土を考慮しつつ、園地の設計から品種の選定、土壌、潅水、施肥にいたる重要なポイントを講義でしっかり学習したあと、剪定や収穫技術も学んでいきます。
オリーブオイルブレンダー®講座では、全2日間のプログラムを通して、搾油した後のオリーブオイルを実際に商品化してボトル詰めするまでの工程で最も重要な、オリーブオイルのブレンディング技術を習得します。ブレンドはいつ行われるべきか?どのような方法論があるのか?コンテストに入賞できるオリーブオイルはどうやって作られるか?等々について実践的な知識と、実際のブレンディング実習で習得していきます。
オリーブオイルの品質は、その4割が栽培、6割が搾油の技術で決まるといわれています。本講座は、すでに栽培を行っている生産者や、搾油機を導入して実際に搾油を行っている生産者にとっては、貴重な技術ノウハウの習得機会となるとともに、オリーブオイルを学び研究するオリーブオイルソムリエ®やジュニアソムリエの皆さんにとっても、得がたい機会となることでしょう。各栽培工程、製造工程における品質管理点(CCP)の講義を行うので、多くの皆さんにも大いに参考になることと考えられます。
また、マスターグロワー講座、マスターミラー講座、オリーブオイルブレンダー®講座の3講座をすべて受講されれば、栽培から搾油・製品化にいたるまで、一貫した技術を習得することができるほか、すでに受講された方にも定期的な技術のアップデートにもつながります。
講座は2日間にわたって開講し、講座修了者には協会認定の修了証が授与されます。また外国人講師による講座には日本語通訳が付きますので安心です。
受講料: 各143,000円(税込)
協力: モダーンオリーブス研究所(IOC認定分析検査機関・オーストラリア)、Matiatia Olive New Zealand
後援: 香川県小豆島町、EXTRA VIRGIN ALLIANCE、オーストラリアオリーブ協会
※本講座は、年1回または2年に1回程度の限定開講講座です。
マスターミラー(搾油技術者)講座 カリキュラム
第1日目
- 講義① 『Sensory Evaluation(テイスティング評価)の方法論とポイント』
- 講義② 『オリーブオイルの品質に影響を与える栽培・収穫のポイント』
- 講義③ 『搾油工程1 ~ 投入・洗浄工程、粉砕・Malaxation工程、加工助剤の利用』
第2日目
- 講義④ 『搾油工程2 ~ 遠心分離① 固液分離/油水分離』
- 実機指導 ~ 搾油実演、機械指導
- 講義⑤ 『貯蔵・保管と、オリーブオイルの品質・化学的特性』
※搾油技術だけでなく、オイルの品質鑑定の基礎的な技術やテイスティング技法の講義も行います。
※講師は外国人ですが、日本語⇔英語の通訳が付きますので安心です!
受講料: 143,000円(税込)
マスターグロワー(栽培技術者)講座 カリキュラム
第1日目
- 講義① 『オリーブ栽培と気候・環境要因 ~ 日本での栽培における注意点』
- 講義② 『圃場・オリーブ園地の設計、植栽・苗木養生方法、日本に最適な品種の選定法』
- 講義③ 『潅水スケジュールの設計と日本での最適な潅水管理法、施肥スケジュールの設計、肥料の選定、栄養状態の判定法』
第2日目
- 講義④ 『統合的な害虫・病気管理手法、日本での実践応用法、剪定法・樹形管理』
- 剪定実習
- 講義⑤ 『収穫技術、栽培生産技術の総括、海外での最新実情や日本の将来展望』
※栽培技術だけでなく、オイルの品質鑑定の基礎的な技術やテイスティング技法の講義も行います。
※講師は外国人ですが、日本語⇔英語の通訳が付きますので安心です!
受講料: 143,000円(税込)
オリーブオイルブレンダー®講座 カリキュラム
第1日目
- 講義① 『Sensory Evaluation(テイスティング評価)の方法論とポイント』
- 講義② 『コンテスト受賞オイルの評価軸と目指す風味づくり』
- 講義③ 『風味形成に影響を与える栽培要因』
- 講義④ 『風味形成に影響を与える搾油要因』
- 講義⑤ 『オリーブオイルブレンディングの基本的要諦①』
第2日目
- 講義⑥ 『実際のコンテスト評価実例』
- 実践指導 ~ ブレンディング実習
- 講義⑦ 『評価法・効果測定』
※ブレンド技術だけでなく、オイルの品質鑑定の基礎的な技術やコンテストでの評価法や評価軸の講義も行います。
※ブレンドの実習やフードペアリング実習などをあわせて実施します。
※講師は日本人講師による開講です。
受講料: 143,000円(税込)
※講座修了時に授与される「オリーブオイルブレンダー®」資格は、当協会が保有する登録商標です。
マスターミラー(搾油技術者)講座・マスターグロワー(栽培技術者)講座・オリーブオイルブレンダー®講座 開講スケジュール
開講場所は大分県国東市のJAおおいた国東支店ならびに近隣の圃場で開講予定です!会場は、大分空港至近の便利な場所です。
現在オリーブの栽培生産を行う方及び将来栽培や搾油を予定している生産者向けに設計した、オリーブの栽培学、農業生産栽培法を科学的論理的に学ぶ日本唯一の講座です。
こうした講座は、オーストラリアやUC(アメリカ・カリフォルニア大学)デービス校オリーブセンターで数年に一度開講されていますが、今回はこのUCデービス校と同じ講師を海外から招聘し、日本の栽培環境に関する準備研究を行った上で開講されます。 2014年に小豆島で初開講を行い、今回は7度目の開講です。
オリーブの栽培法は、経験や勘に頼ってきた生産者も多いなか、方法の適否がオリーブ果実の収穫量の多寡やオリーブオイルの品質にも大きな影響を与えます。科学的理論的な成果に基づいた栽培法を確立することが何よりも重要です。今回の講座は、「日本での最適な品種の選定と収穫量の拡大」をテーマに、実績ある海外講師による年に1回の特別開講となります。
本講座での講義内容は、以下の項目を予定しています。 1, オリーブ栽培に必要な環境要件と日本に最適な品種の選定 2, 農園設計、植栽方法、日本の既存農園の評価、苗木の育成方法 3, 灌漑、オリーブ栽培における潅水のテクニック 4, 施肥、肥料の選定、土壌の管理法、葉状による樹木状態分析法 5, 病害虫対策、日本の環境に最適な病気(炭疽病など)のコントロール 6, 最適な剪定法と樹形マネジメント 7, 収穫法、収穫を短時間に最大行う最適な方法 8, 農園とオイル搾油場との連携法 9, 収穫法の違いとオリーブオイル品質への影響-テイスティング実技 10, 世界の最先端の栽培生産技術と日本の将来展望
※ なお、本講座では個々の圃場の土壌や局地気候等の詳細が異なることもあって受講者各々の圃場における施肥や灌水等の栽培法の最適解の提示は行えませんが、植物としてのオリーブがどういった生育特性を持ち、また問題が発生した場合の発見方法やその防御方法などの基本を教授いたします。 オリーブ生産者はもちろん、オリーブオイルソムリエ(ジュニアソムリエ)の方の知識の習得向上にもまたとない講座内容となっています。(今回の開講から会員限定開講となり、一般の方は受講いただけません。受講希望で会員ではない方は、事前にジュニアソムリエコースまたはオリーブオイルアドバイザー講座を受講し会員資格を取得ください) 講師: Leandro Ravetti (モダーンオリーブス研究所技術部長、バウンダリーベンド社取締役) 多田 俊哉 (日本オリーブオイルソムリエ協会代表理事)
日程 | 2025年9月18日(木)~ 19日(金) (全2日間コース) | ||
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時間 |
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教室 | JAおおいた 国東支店(大分県国東市国東町鶴川56−1)(予定)※開講場所は変更となる場合があります 及び国東市内のオリーブ農園(専用送迎バス運行) | ||
定員 | 20名程度 | ||
受講料 | 会員料金143,000円(テキスト教材費、認定証、消費税、2日間の昼食弁当代を含む) ※会員受講特別割引券をご利用いただけます。 |
後援・協力: モダーンオリーブス研究所(IOC認定分析検査機関・オーストラリア)
[notice]
羽田・大阪(伊丹)・名古屋(中部)の各空港からの始発便で当日の開講に間に合います。
また2日目講座終了後夕刻から夜の飛行機で羽田・大阪(伊丹)・名古屋(中部)に当日中に帰ることができますので、1泊2日で受講可能です。
(※講座終了後は、空港まで送迎を出す予定です)
【注意事項】 ・筆記用具をご持参ください。初日と2日目の開講・修了時刻が異なりますのでご注意下さい。 ・講座期間中の昼食(弁当及び湯茶)は2日間ともにご用意いたします。 ・本講座は、年1回程度の限定開講です。次回は2026年以降の予定です。会員または会員紹介者で将来会員になる予定者限定講座です。例年早期に満席となりますのでお早めにお申込みください。
【講座振替・欠席に関するご注意】 「マスターグロワー(栽培技術者)講座」は、原則として講座の振替制度はありません。今回の2日間を通して受講可能な方のみお申込みいただけます。また当日すべての講座を欠席あるいは日程の一部を欠席されても受講料金の返金はありませんので、あらかじめご承知下さい。(ただし、天候及び主催者側の都合で開講できなかった場合を除きます)
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講義内容
9月18日(木)午前10時~午後6時30分
- 講義① 『オリーブ栽培と気候・環境要因 ~ 日本での栽培の注意点と品種選定』
- 講義② 『圃場・オリーブ園地の設計、植栽方法、苗木の育成方法』
- 講義③ 『潅水スケジュールの設計と日本での最適な潅水管理法』
- 講義④ 『施肥スケジュールの設計、肥料の選定、栄養状態の判定法』
9月19日(金)午前9時~午後4時
- 講義⑤ 『統合的な害虫・病気管理手法、日本での実践応用法』
- 講義⑥ 『剪定法、剪定と実習、樹形管理』
- 講義⑦ 『収穫技術、収穫時期や方法の決定方法』
- 実習 『栽培法・収穫法の違いによるオイルの品質の差=テイスティング実習』
- 講義⑧ 『栽培生産技術の総括、海外での最新実情や日本の将来展望』
※講義内容は、現在計画中であり最終的に変更となる場合があります。 ※2日目には、実際に近隣のオリーブ園地を訪れて剪定実習等のフィールドスタディを行います。※ ※講義には日本語通訳が付きます。
受講規約(必ずお読み下さい)
「お申込み講座」の欄で「マスタ―ミラー(搾油)/マスターグロワー(栽培)講座」を選択し、「お申込み講座の初回開催日」で開講日2025年9月18日をご選択ください。 会員の方は必ず会員番号を明記ください。
開講場所は大分県国東市のJAおおいた国東支店ならびに近隣の圃場で開講予定です!会場は、大分空港至近の便利な場所です。
現在オリーブの栽培生産を行う方及び将来栽培や搾油を予定している生産者向けに設計した、オリーブの栽培学、農業生産栽培法を科学的論理的に学ぶ日本唯一の講座です。
こうした講座は、オーストラリアやUC(アメリカ・カリフォルニア大学)デービス校オリーブセンターで数年に一度開講されていますが、今回はこのUCデービス校と同じ講師を海外から招聘し、日本の栽培環境に関する準備研究を行った上で開講されます。 2014年に小豆島で初開講を行い、今回は7度目の開講です。
オリーブの栽培法は、経験や勘に頼ってきた生産者も多いなか、方法の適否がオリーブ果実の収穫量の多寡やオリーブオイルの品質にも大きな影響を与えます。科学的理論的な成果に基づいた栽培法を確立することが何よりも重要です。今回の講座は、「日本での最適な品種の選定と収穫量の拡大」をテーマに、実績ある海外講師による年に1回の特別開講となります。
本講座での講義内容は、以下の項目を予定しています。 1, オリーブ栽培に必要な環境要件と日本に最適な品種の選定 2, 農園設計、植栽方法、日本の既存農園の評価、苗木の育成方法 3, 灌漑、オリーブ栽培における潅水のテクニック 4, 施肥、肥料の選定、土壌の管理法、葉状による樹木状態分析法 5, 病害虫対策、日本の環境に最適な病気(炭疽病など)のコントロール 6, 最適な剪定法と樹形マネジメント 7, 収穫法、収穫を短時間に最大行う最適な方法 8, 農園とオイル搾油場との連携法 9, 収穫法の違いとオリーブオイル品質への影響-テイスティング実技 10, 世界の最先端の栽培生産技術と日本の将来展望
※ なお、本講座では個々の圃場の土壌や局地気候等の詳細が異なることもあって受講者各々の圃場における施肥や灌水等の栽培法の最適解の提示は行えませんが、植物としてのオリーブがどういった生育特性を持ち、また問題が発生した場合の発見方法やその防御方法などの基本を教授いたします。 オリーブ生産者はもちろん、オリーブオイルソムリエ(ジュニアソムリエ)の方の知識の習得向上にもまたとない講座内容となっています。(今回の開講から会員限定開講となり、一般の方は受講いただけません。受講希望で会員ではない方は、事前にジュニアソムリエコースまたはオリーブオイルアドバイザー講座を受講し会員資格を取得ください) 講師: Leandro Ravetti (モダーンオリーブス研究所技術部長、バウンダリーベンド社取締役) 多田 俊哉 (日本オリーブオイルソムリエ協会代表理事)
日程 | 2025年9月18日(木)~ 19日(金) (全2日間コース) | ||
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時間 |
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教室 | JAおおいた 国東支店(大分県国東市国東町鶴川56−1)(予定)※開講場所は変更となる場合があります 及び国東市内のオリーブ農園(専用送迎バス運行) | ||
定員 | 20名程度 | ||
受講料 | 会員料金143,000円(テキスト教材費、認定証、消費税、2日間の昼食弁当代を含む) ※会員受講特別割引券をご利用いただけます。 |
後援・協力: モダーンオリーブス研究所(IOC認定分析検査機関・オーストラリア)
[notice]
羽田・大阪(伊丹)・名古屋(中部)の各空港からの始発便で当日の開講に間に合います。
また2日目講座終了後夕刻から夜の飛行機で羽田・大阪(伊丹)・名古屋(中部)に当日中に帰ることができますので、1泊2日で受講可能です。
(※講座終了後は、空港まで送迎を出す予定です)
【注意事項】 ・筆記用具をご持参ください。初日と2日目の開講・修了時刻が異なりますのでご注意下さい。 ・講座期間中の昼食(弁当及び湯茶)は2日間ともにご用意いたします。 ・本講座は、年1回程度の限定開講です。次回は2026年以降の予定です。会員または会員紹介者で将来会員になる予定者限定講座です。例年早期に満席となりますのでお早めにお申込みください。
【講座振替・欠席に関するご注意】 「マスターグロワー(栽培技術者)講座」は、原則として講座の振替制度はありません。今回の2日間を通して受講可能な方のみお申込みいただけます。また当日すべての講座を欠席あるいは日程の一部を欠席されても受講料金の返金はありませんので、あらかじめご承知下さい。(ただし、天候及び主催者側の都合で開講できなかった場合を除きます)
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講義内容
9月18日(木)午前10時~午後6時30分
- 講義① 『オリーブ栽培と気候・環境要因 ~ 日本での栽培の注意点と品種選定』
- 講義② 『圃場・オリーブ園地の設計、植栽方法、苗木の育成方法』
- 講義③ 『潅水スケジュールの設計と日本での最適な潅水管理法』
- 講義④ 『施肥スケジュールの設計、肥料の選定、栄養状態の判定法』
9月19日(金)午前9時~午後4時
- 講義⑤ 『統合的な害虫・病気管理手法、日本での実践応用法』
- 講義⑥ 『剪定法、剪定と実習、樹形管理』
- 講義⑦ 『収穫技術、収穫時期や方法の決定方法』
- 実習 『栽培法・収穫法の違いによるオイルの品質の差=テイスティング実習』
- 講義⑧ 『栽培生産技術の総括、海外での最新実情や日本の将来展望』
※講義内容は、現在計画中であり最終的に変更となる場合があります。 ※2日目には、実際に近隣のオリーブ園地を訪れて剪定実習等のフィールドスタディを行います。※ ※講義には日本語通訳が付きます。
受講規約(必ずお読み下さい)
「お申込み講座」の欄で「マスタ―ミラー(搾油)/マスターグロワー(栽培)講座」を選択し、「お申込み講座の初回開催日」で開講日2025年9月18日をご選択ください。 会員の方は必ず会員番号を明記ください。
※年間1回程度の限定開講です。