第1回 International Scientific Meeting on OLIVE OIL (ISMOO『国際オリーブオイル学会』 主催:SCI Squares社 共催:チュニジア共和国商業工業省 於:スペイン・バルセロナ市 Eurohotel Barcelona Granvia Fira)に、日本オリーブオイルソムリエ協会の多田理事長が基調講演者の一人として招かれて、講演を行ってまいりました。
オリーブオイルの生産から流通、そしてその機能性などを研究するトップクラスの研究者や大学教授、そしてテイスティングの専門家や生産者、生産国政府関係者などが参加し、その研究成果や直面する課題などを発表しあう有意義な学会となりました。
初日に基調講演として行われた多田理事長の講演は、主催者側の意向を受けて、日本におけるオリーブオイル商品の品質の現状と、消費国から見た生産国側の品質規定やその手続きの問題点を鋭くえぐる内容。題して、「Difficulties in the correct “Quality” promotion and education in Japan = 日本におけるオリーブオイル品質の啓蒙の困難性」
主要な内容は、紀要(学会Journal)としていずれ公開されますが、消費国側からこういった問題提起を受ける経験を持つ研究者や関係者はすくなく、多くの参加者が現状の赤裸々な指摘に驚かれていました。
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