2014年7月に小豆島にて初開講されて大センセーションを引き起こした栽培技術講座マスターグロワー講座が2年ぶりに2016年2月再び開講となります。
今回は、オリーブ栽培が進む九州の中心部、福岡県八女市での開講となります。(開講初日はJR九州新幹線 筑後船小屋駅及びJR鹿児島本線 羽犬塚駅より無料送迎バスを運行します)
講師は、カリフォルニア大学デービス校のオリーブ講座講師を務め、オーストラリア最大の生産社バウンダリーベンド社の農業栽培技術部門役員(最高責任者)を務めるレアンドロ・ラベッティ講師。日本語通訳付きで、2日間にわたってオリーブの栽培作物としての特徴や肥料・灌水要求、苗木の育成・定植から収穫・剪定などを体系的・科学的に教授するこの講座は、日本で唯一のオリーブ栽培に特化した農業科学講座です。
また実際に近隣のオリーブ園地でのフィールドスタディも行い、日本での栽培上の課題や一般的に突き当たる問題の解決策を考えていきます。
個々の圃場の実態が異なるため、具体的な施肥や灌水等の栽培指導はいたしませんが、それ以前にオリーブがどういった生育特性を持つ植物で、肥料や水の要求度がどうであって、といった詳細を教授いたします。これまで、オリーブ栽培に抱いてた疑問点を科学的に解明し、理論づけを行いながらその解決策を取っていただくことができる貴重な講座です。栽培生産者のみならず、オリーブオイルソムリエにとっても栽培要因がオリーブオイルの風味に与える影響など貴重な情報を提供してくれることでしょう。
開講までまだ少し日程がありますが、早目のスケジュール立てを可能とするために、早い段階でお申込み受付を開始いたしました。講座の概要は以下の通りです。
講座名: マスターグロワー(栽培技術者)講座
開講期日: 2016年2月10日(水)~11日(木・祝日) 2日間
開講場所: 八女商工会議所2F 大ホール 他
講師: Leandro Ravetti (オーストラリア・Boundary Bend及びModern Olives 研究所)
多田 俊哉 (日本オリーブオイルソムリエ協会理事長)
※海外講師の講義は日本語の通訳が付きます。
開講定員: 20名
受講料金: 129,600円(税込、テキスト代、2日間の昼食代等含む)
後援: 八女商工会議所、福岡県八女市(予定)、Modern Olives研究所
講座のお申込みはこちらのサイトから (随時受講お申込み受付中)
https://www.oliveoil.or.jp/content/portfolio/mg02160210
※早期に満席が予想されます。お申込みはお早めにお済ませください。なお、日本オリーブオイルソムリエ協会会員優先講座ですが、一般の方もお申込みいただけます。