【オリーブオイルで香り引き立つ レンコンサブジ】20231120
11月になり気温が一気に下がりましたね。
気温が下がると汗をかかなくなり塩分が夏に比べて排出されなくなります。また体温を上げようとナトリウムを自然に欲するようになります。
このため体内の塩分濃度があがりやすく、秋冬は食べ物で調節を意識していきたい季節です。
日本は世界的にみても塩分摂取量の多い国ですから注意が必要です。
だからと言って単純に塩分を減らすだけではお料理のおいしさも半減してしまいます。
減塩は料理の味付けを工夫すると楽に続けられます。
①レモンや酢などの酸味を料理に足す事
②唐辛子やカレー粉などで辛味を加えることです
③香りを料理に加えること
今回ご紹介するレシピはスパイシーな香辛料を使った1品、②と③にあたります。
スパイスを使う事で身体を温め、発汗作用も促してくれます。
旬の野菜を使ったメニューに辛味をプラスすることでおいしく減塩できるのは嬉しいですね。
唐辛子、クミン、コリアンダーなどのスパイスは脂溶性。
また温めることで香りが良く出るので、ホールスパイスを料理に使う時は、油脂類で軽く熱すると効果的です。
オリーブオイルは熱に強いオレイン酸という脂肪酸が多く含まれる油脂なので、焦げ付きにくく、料理の香りを引き立てながら、彩り良く仕上げる事が出来ます。
さて今回は旬の野菜レンコンを使ったレシピです。
レンコンには塩分の排出を促す栄養素カリウムが豊富です。
またカリウムは水溶性なので、煮物にすると煮汁に流出してしまうので、炒め物、汁物などがカリウム摂取におすすめですよ!
またレンコンは食物繊維が豊富です。
レンコンには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類が含まれます。
不溶性食物繊維は腸内で膨らみ、お通じを良くしてくれます。
オリーブオイルに含まれるオレイ酸は腸の滑りを良くすることでお通じを改善します。
さらに水溶性食物繊維は腸壁のコレステロールを体内に排出してくれます。
そしてオリーブオイルに含まれるオレイン酸には悪玉コレステロールの増加を抑え善玉コレステロールを増やしてくれる働きがあります。
つまりレンコンはオリーブオイルを使ってお料理することで美味しさと健康効果が大きくアップします。
レンコン料理にはオリーブオイルが必須ですね!
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