地中海中心部に位置する小さな島国「マルタ島(マルタ共和国)」をご存知でしょうか。マルタ島は、温暖な気候のもと海水浴やアウトドア、世界遺産観光などを楽しめることから「バカンスの街」として有名です。
様々な魅力を持つマルタ島には、日常生活を忘れて思う存分に観光やバカンスを楽しみたいという方におすすめです。そこで今回は、マルタ島の様々な魅力をご紹介していきます。
地中海性気候を活かしたオリーブ栽培
オリーブの果実から得られる植物油「オリーブオイル」。オリーブオイルは料理のお供としてはもちろんのこと、美容食品や健康食品としても有名です。主にヨーロッパを中心に使われていましたが、近年はすっかりと日本でも馴染み深い食品となっています。
オリーブオイル生産地としては、スペインとイタリアが最も有名ですが、実はマルタ島でも古代時代からオリーブ栽培が行われています。オリーブ栽培とオリーブオイル発祥の地は地中海沿岸であり、古くから地中海付近でオリーブ栽培が行われていました。
地中海中心部に位置するマルタ島も1000年以上前からオリーブの木が存在していたと言われており、今なおオリーブ栽培が盛んに行われています。マルタ島は亜熱帯の地中海性気候でありかつ、アルカリ性土壌であることからオリーブ栽培に理想的な土地となっているのです。
生産量こそ、スペインやイタリアなどのオリーブ生産大国には遠く及びませんが、理想的な地理的位置、気候、土壌条件のもと栽培され、生産されるマルタ島のオリーブオイルは非常に高品質で独特の味を持っています。
リゾート地「マルタ島」のおすすめ観光スポット4選
1.絶景を楽しめる「青の洞門」
マルタ島の南部に位置し、自然の岩が削られてできたアーチ型の洞窟門が印象的な「青の洞門(ブルー・グロット)」。青の世界クルーズと言って、小舟に乗って洞窟の中を冒険することがマルタ島の人気観光スポットとなっています。
洞窟の中では光によって海水面がエメラルドグリーンやターコイズブルーなどに変化し、洞窟ならではの雰囲気のもと大絶景を目に焼き付けることができます。さらに、運がよければ海を泳ぐウミガメを見ることもできます。
他国では絶対に味わうことのできない「青の世界のクルーズ」は最もおすすめの観光スポットです。
2.街ごと世界遺産「ヴァレッタ市街」
マルタの首都である「ヴァレッタ」は、1980年に街ごとユネスコ世界遺産リストに登録されています。マルタ島は、地中海中心部に位置する小さな島国であったことから「要塞都市」として古くから有名でした。
その名残りで、首都であるヴァレッタには高い城壁や大砲、石畳などが目立つ歴史深い街並みとなっています。外観は歴史ある風景ですが、いざ市街を歩いてみるとお洒落なカフェやカラフルな出窓などが立ち並んでいます。
ヴァレット市街には、聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿、カーマライト教会など、多種多様な観光名所があり、中世に迷い込んだような雰囲気のもと存分に観光を楽しむことができます。
3.バカンスを満喫できる「ゴゾ島」
マルタ共和国の主要な島として、マルタ島とゴゾ島、コミノ島の3つの島が存在しています。その中でも、日常生活を忘れてとにかくバカンスを楽しみたいという方には「ゴゾ島」がおすすめです。
ゴゾ島には、内陸部の街「ヴィクトリア」を中心としたリゾートエリアや透明度の高い「ビーチ」、世界遺産に登録されている「マルタの巨石神殿群」など、観光スポットが目白押しです。
さらに、5ツ星ホテルなどの宿泊施設も充実しているため、長期滞在旅行先としてはピッタリです。
4.オーシャンビューが楽しめる「カジノ」
実は4つものカジノがあるマルタ島。地中海を望む場所に建てらたDoragona Casinoではリゾートらしく、観光客はカジュアルな服装でカジノを楽しんでいます。
また、オンカジナビによるとマルタ共和国はiGamingが盛んな国としても知られています。面積が東京の半分しかなく、人口が40万人という小さな島国にゲーム業界を牽引する有名企業が集まっているというのも興味深い話ですね。
マルタを訪れた際にはカジノを訪れて楽しい夜を過ごしてみるのもおすすめです。