かねてよりチュニジア共和国政府より招請のあったチュニジア産地視察ミッションを2017年11月26日~12月1日に催行いたしました。
ミッションには、日本のインポーターやジャーナリストの他協会の役職員も参加し、チュニジア側では、Omar EL BAHI商務大臣閣下、Samir Bettaieb農業大臣閣下ら閣僚の皆さまに歓迎いただき、Hazem JEBER国営オリーブ公社総裁、Aziza FITOURI HTIRA輸出振興公社総裁、Anis GAIDA MAHJOUS工業包装技術院総裁など国内のオリーブオイルに関わるすべての要職にある皆さまの暖かいおもてなしの中、各地の生産地や搾油現場などを訪問し商談や情報交換を行いました。
また私たちの来訪にあわせてスケジュールが組まれた「世界オリーブ樹デー」イベントでは、国際オリーブ理事会のLofti Ghedeira事務総長の歓迎を受け、またフランスから訪れていたOLIO NUOVO DAYS主催者のEmmanuelle Dechellet氏とも交歓を温めることができました。
訪問して気づかされるのは、この数年のチュニジアオリーブ業界の激変ぶりであり、高品質ブランド生産者の明らかな増加です。今後、チュニジアが名実ともに世界最大級のオリーブオイル生産国として、ますますその存在感を示していくことになることを予感させるものでした。