2013年初開講から数えて早くも5回目となる、日本オリーブオイルソムリエ協会主催「マスターミラー(搾油技術)講座」。今年は、小豆島町が運営する財団施設「小豆島オリーブ公園」の搾油場とセミナールームを使って開講いたしました。
世界的な搾油技術者パブロ・カナマサス講師もすっかり日本びいきとなって、毎年毎年すばらしい搾油技術を披露してくれます。今年は特に、講師にお願いして日本での搾油が始まる直前である10月初旬にスケジュールを合わせての来日開講!オーストラリアの国際オリーブオイルコンテスト審査、そのあと中国の甘粛省で搾油技術指導、そしてカリフォルニアでの搾油が始まる合間を縫うように多忙なスケジュールを調整して、開講が実現しました。
10月初旬の開講、ということもあって、講座会場のある小豆島の各生産者さん達のほか、九州や広島、静岡などからも熱心な受講者たちがあつまり、講師の指導の一つ一つに真剣に聞き入っていました。
パブロ先生の指導は、実践的でかつ搾油率の効果的な向上といったピンポイントの課題にも応える素晴らしいもの。実技のみならず、理論もしっかりと教えながら、実際に機械を操作して的確に搾油を進めていきます。
来年も同時期の開講を目指して調整をしていきたいと考えています。