スペイン・コルドバ県及びコルドバの各DOP産地、コルドバ市が中心となって日本で初めて開催された第1回コルドバウィーク。日本オリーブオイルソムリエ協会でも、コルドバ県から専門家を招いて産地特別テイスティングセミナーを、10月1日(日曜日)に開催しました。
アンダルシア州でもハエン県に次いで生産量の多いコルドバ地区は、4つのDOPがあり、オヒブランカ種やピクード種、ネバディロブロンコ種など、特徴的な品種が栽培されています。
また気候的にも、ハエン県と比較して湿度が高く、また地中の水分量が高いため、よりまろやかで風味豊かなオリーブオイルを生産していることでも知られています。
今回は、各DOP産地の隠れた特徴や、その素晴らしさ、またテロワールなどを学びながら、産地の理解を深めました。
講師は、コルドバで旅行会社を経営しながら今回のコルドバウィークを企画されたイザベル・カルバチェさん。もちろんオリーブオイルの専門家としても活動されています。そして通訳には、スペインからオリーブオイルソムリエ®の田川敬子さんも駆けつけてくれました。
協会では、今後もこうした産地との共同の取り組みをさらに進めて皆様に立体的に情報をお届けしたいと考えています。