オリーブの栽培農家にとって、収穫作業と同じくらい重要で、また重労働なのが剪定作業です。毎年春先までのオリーブ樹が仮眠している間に、剪定作業を終えてしまわなければなりません。夏の間に生い茂った枝葉は視界をさえぎり、オリーブが大好きな風通しも悪くしてしまいます。
今年も、小豆島にありますオリーブオイルソムリエ運営のオリーブ農園「イズライフ・オリーブ農園」(中良商事)のご協力を得て、協会会員の皆様に、剪定作業を体験していただくツアーを3月9日土曜日に実施しました。
当日は、春のうららかな天候にも恵まれ、太陽あふれるオリーブ農園の中で一日剪定農作業を体験していただきました。
収穫作業とはまた違ったオリーブの木々たちとのふれあいは、日頃オリーブ畑から離れて暮らす会員の皆様にとって、貴重な経験となったことでしょう。折しも本日は、「オリーブの日」。小豆島で(昭和)天皇陛下がオリーブをお手植えしたことを記念して定められたと聞きます。オリーブ畑から遠く都会に暮らす多くの会員の皆様も、あの畑での記憶をあらたにオリーブとの付き合いを日々深めていって頂けますよう願っています。
そして秋には、また収穫体験ツアーを実施します。ぜひまた皆様と、オリーブの畑でお目にかかりましょう!